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★シクラメンの育て方 冬の管理

シクラメン,育て方,冬の管理,植え替え

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シクラメン
原産地:地中海沿岸    
花期:11~5月    
球根性多年草
別名:カガリビバナ、豚の饅頭
花言葉:遠慮、内気、はにかみ
球根関連記事
夏植え球根と秋植え球根 種類と育て方(植え付け・管理)
春植え球根

シクラメンの種類
普通のシクラメンに加えてフリンジ咲き(花弁の先が細かく切れ込む)、ロココ咲き(花弁が反転しないで半開)、クレステッド咲き(花弁の元がフリル)、八重咲き(雄しべが弁化)、2色咲き黄花や紫色の花など多くの品種があります。
また香りのあるシクラメンや葉の色が銀色(シルバーリーフ)のシクラメン
原種シクラメンや寒さに強いガーデンシクラメンも市販されています。

シクラメン関連記事
シクラメンの夏の管理は2通りあります。 シクラメン 夏の管理 栽培記

寒い冬でもシクラメンの鉢花があるとほっとして暖かい雰囲気になりますね。
冬の鉢花でトップの人気を長年維持できるのも、花期が長く、上品なシクラメンだからこそ・・・
上手に株を選んで楽しみましょう。
詳しくは・・・シクラメン 良い株の選び方
育った環境から急激な変化により株が弱りますから、徐々に慣らしていくようにします。
入荷したばかりのストレスのないシクラメンを購入したなら、急激な気温の変化(寒さや暑さ)にあわせないで、徐々に置く場所の環境に慣らします。
急激な変化は、シクラメンを弱らせたり葉が黄変してしまうことがあります。

シクラメンの冬の管理 
上手に管理して長くシクラメンを楽しみましょう!
・地中海沿岸地域の気候のように冬は高温や乾燥に注意します。

冬のシクラメンの置き場所
◎シクラメンは日当たりの良く暖房をしていない窓辺や玄関、縁側が最適です。
◎シクラメンは暖房が効いて温風が直接あたると傷みます。
シクラメンは暖房の入っている暖かくて乾燥した部屋に置いておくと花茎や葉が伸びすぎて倒れてしまいます。
よい状態に咲いている場合には、最低温度5℃、最高で20℃ぐらいに調節してシクラメンの管理をすると花が長持ちします。
すなわちシクラメンの花が満開になった状態を保つために少し寒いくらいの所に置きます。
シクラメンの原産地は地中海沿岸地域なので、夏は高温で乾燥し、冬は平均10℃位で多雨です。

普通鉢の管理
◎シクラメンを購入した時、球根が鉢の大きさに対し窮屈なようだったら、根鉢はくずさないで一回り大きい鉢に植え替えて育てます。
※ポイントはそのとき球根を半分くらい出して植えつけることです
シクラメン 底面吸水鉢の管理方法

シクラメンの用土
1)小粒赤玉土5:腐葉土3:ピートモス
2)小粒赤玉土6:腐葉土4
これらにはリン酸分の多い緩効性化成肥料少々混ぜて植えます。
籾殻燻炭(もみがらくんたん)を少々入れるとなおよいと思います。
3)市販のシクラメンの用土を利用するとそのまま使うことができるので簡単です。

植え替えをすると根が伸びて、新しい芽や花もさらに出やすくなります。
植え替え直後はあまり寒い所には置かないようにして、明るい窓辺に置くと根の活着が早くなります。
シクラメンの快適生育気温は17~20℃と覚えて管理します。

少し寄り道になりますが・・・
シクラメンはジャガイモ、ダイコン類、カブ、ニンジンなどの根菜やハクサイ、キャベツ、ホウレンソウ、レタスなどの葉野菜やブロッコリー、カリフラワーと生育適温は同じです。
関連記事 くわしいジャガイモの育て方&ジャガイモのプランター(鉢)栽培
↓こちらは生育適温の同じプランター栽培の野菜です。
秋のベランダ(軒下)菜園 コンテナ(プランター)栽培
最近は主にベンケイソウ科の多肉植物にハマっていますが、やはり春・秋に生育するタイプが多いです。
いずれの植物も人間と同じで、春・秋のように過ごしやすい気候が快適なのでしょうね (^o⌒)-☆
まだ制作中ですが・・・ベンケイソウ科 主な種類

シクラメンの水やり
※ポイントは乾いたら鉢底から水が出るほどタップリと!!
シクラメンの球根に水がなるべくかからないように気をつけます。(灰色かび病になりやすい)

※水やりを忘れてシクラメンがしおれてしまったら?
少しなら水やりをしただけでしゃんとしますが、バケツに張った水の中に(球根が水につからないように)1~2時間つけておくと元気になります。
そのとき、新聞紙で株のまわりの葉と花を寄せ上げるように包み、シクラメンが元気になったら形を整えてあげます。

シクラメンの肥料
◎花が咲いている間は、水やりを兼ねて週に一回は液肥(1000倍程度)をあげます。
緩効性の固形肥料は球根にかからないように鉢の縁の上に置きます。購入後、1~2週間後から施肥を始めます。

シクラメンの手入れ・管理方法
シクラメンは鉢内の過湿は嫌います。
でも周辺の湿度が極端に低くなると、小さなつぼみが干からびたり、花茎が短いまま開花してしまうことになります。
夜だけでもビニール袋をかぶせると周辺湿度を維持できます。

シクラメンの葉の黄変や花の色があせてきたら、花茎や葉の根元から摘み取ります。
※花茎や葉の付け根をねじりながら上に引っ張るとよいです。
灰色カビ病が発生しやすいので、早めに摘み取るようにします。
まだ花の色がきれいなら早めに取り、小さな花器に入れて飾ると1ヶ月ぐらい持ちます。
クリスマスからお正月にかけて、他の草花と合わせたアレンジもステキです。

寒さに強いガーデンシクラメンです。ガーデンシクラメンの寄せ植え

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葉組み
詳しくは・・シクラメンの葉組み方法

風のない暖かい日にはシクラメンに日光浴をさせて、ガッチリした丈夫な株に育てます。
※寒い夜は外への出し忘れには注意!